RECRUITING GUIDE
建材の法人営業採用|取引先・商材と受注後の仕様確認を伝える
建材営業の募集は、誰に何を売るかと、受注後にどこまで担当するかを明示します。新規開拓・既存取引の比率だけでなく、仕様確認、発注依頼、配送施工への引継ぎを分け、売上数字だけでは分からない商流の経験を確認します。
工務店・販売店など取引先と、扱う商材を示す
建材の営業経験があっても、工務店へ直接提案する人と、販売店を通じて提案する人では取引の関係が違います。求人には主な顧客と商材を示し、商品の選定を相談されるのか、指定商品の注文を受けるのかを書きます。
LIXILトータル販売の職種紹介は、営業による仕様確認と発注依頼、事務による発注や請求、業務部門による配送・施工等を分けています。この例を参考に、自社でどこまで営業が受け持つかを確認します。営業という職名だけで同じ分担とは判断できません。
同じ会社の営業でも新規取引の開拓と既存顧客の対応では仕事の始まりが違います。採用者に最初から顧客を開拓してもらうなら、その範囲を曖昧にしないでください。
メーカーから販売店への提案と、販売店から工務店への納入では、同じ商品でも説明相手と注文の流れが違います。販売店経験者だからメーカー営業にも直ちに同じ役割で対応できるとは扱いません。どこで仕様を確定し、誰が納入先へ説明していたかを聞くと、商材名だけでは分からない経験が見えます。
見積・受注・発注依頼の担当を確認する
商材を覚えるだけの仕事に見せず、受注内容が次の担当に届くまでの分担を示します。営業本人に価格決定や発注承認の権限があるかも確認します。
| 項目 | 社内へ聞くこと | 求人に書く内容 |
|---|---|---|
| 商流 | 誰に何を提案するか | 顧客と商材 |
| 見積受注 | 価格・仕様を誰が確認するか | 本人の権限 |
| 手配 | 発注・配送を誰へ渡すか | 社内支援 |
| 取引 | 新規と既存をどう分けるか | 最初の担当 |
売上額より、仕様と納期を確認した場面を聞く
面接では「取引先と商材、注文から納品まで自分が担当したことを教えてください」と聞きます。「仕様が未確定の注文は誰に何を確認しましたか」と続けると、単なる訪問経験と受注条件を整える経験を分けられます。
納期変更に関わった人には、顧客への回答と社内への連絡を誰が行ったかを聞きます。売上が大きかった事実だけで、その人が商材の仕様や配送条件を判断したとは決めません。前職の見積書や取引先一覧の持出しを求める必要もありません。
別商材から迎えるなら、共通する受注の確認と、新しく学ぶ製品知識を分けます。担当メーカーの多さだけを必須条件にせず、相談できる技術担当を示します。
受注後の問い合わせが多く営業が不足しているなら、新規顧客を増やす役と既存注文を調整する役を分けて検討します。一人に両方を任せる場合も、割合と事務部門の支援を説明します。営業は外回り、事務は入力という単純な区分にせず、見積内容の確認や顧客への返答を誰がするかまで決めておきます。
訪問営業と、帰社後の受注処理の割合を書く
外回りが中心か、事務所で見積・受注処理をする時間が多いかを説明します。早朝納品や休日の顧客連絡があるなら、営業が対応する範囲と支援者を確認してください。配送や施工を兼ねる場合は別業務として記載します。
評価の指標も、会社で確定している内容を説明します。未確認の歩合や年収例を加えず、売上、粗利、顧客対応等のうち何を評価するかを社内で確認します。入社後に引き継ぐ取引先が決まっていないなら、顧客をすぐ持てるとは約束しません。
受注後も担当する建材営業の記載例
募集内容の記載例(架空)
工務店等を訪問し、建材の見積・注文を受けます。受注商品の仕様と納期を確認して事務担当へ発注を依頼し、配送等の担当へ引き継ぎます。判断が必要な製品の条件は技術担当へ照会します。
業界未経験の営業経験者も対象にするなら、製品の知識と仕様確認の教え方を決めます。販売だけでなく受注後の手配も任せることを、応募前に伝えてください。
記載例は架空です。対象・分担を自社に合わせて直し、賃金・勤務など実際の募集条件を補ってください。
隣接業務との違いは購買・資材担当の募集も参考になります。
参考資料
LIXILトータル販売 採用サイト「活躍ステージ」(2026年10月24日本文確認)。営業・事務・業務部門の分担を参照。一社の職務例を業界共通や当社支援範囲とせず、待遇や採用条件は転用しません。募集の表・質問・記載例は当サイトの提案です。出典の職務情報は、ログシーの支援対象や実績を示すものではありません。