RECRUITING GUIDE
建築設計職の採用|意匠・構造・設備と担当段階の整理
建築設計職の採用では、設計分野と担当する段階を明確にします。使用ソフトや資格だけでなく、設計判断・図面作成・顧客対応の範囲を示し、応募者の経験との接点を伝えましょう。
分野と、設計の段階を明示する
意匠、構造、設備のどの設計か、どんな建物を担当するかを記載します。基本設計、実施設計、申請、工事監理など、自社で任せる段階を分けます。
図面作成が中心か、設計の判断や顧客との打合せまで担うかを明確にします。CADの操作を任せたいのか、設計を任せたいのかを、求人で書き分けてください。
作品だけでなく、本人の担当を確認する
建物の種類、規模、設計段階、チーム内の役割、使用ソフトを聞きます。作品集を求めるなら、公開可能な資料に限定し、顧客名や機密図面を無理に提出させません。
資格が必要な業務や法令上の役割は個別に確認します。資格の有無に加え、自社と近い分野・段階で何を担当していたかを聞いてください。
業務分担と働く場所を説明する
打合せ、現地調査、図面作成、レビューの担当を示します。残業、納期前の働き方、現場への移動、給与、休日、試用期間、業務と勤務場所の変更範囲も記載します。
在宅勤務があるなら、対象業務、出社する場面、設備やデータ管理の条件を具体的にします。
設計の確認体制を示す
経験の浅い人には、誰の指示で図面をつくり、誰が確認するか説明します。別分野や別ソフトを学ぶ場合は、指導担当と最初の仕事を決めます。
作品の見栄えだけでなく、修正指示をどう受け取り、誰と連絡を取っていたかも聞いてください。
設計職とCAD作図担当を分ける確認表
同じソフトを使う仕事でも、設計の判断を担う人と、指示に沿って作図する人では募集条件が変わります。下表は採用担当者と設計責任者が業務を整理するための提案です。
表は横にスクロールして確認できます。
| 確認する点 | 設計職として明示する内容 | 作図担当と分ける点 |
|---|---|---|
| 担当段階 | 基本設計・実施設計等のどこを担当するか | どの段階の図面修正を依頼するか |
| 判断と確認 | 自分で検討する範囲と責任者の確認 | 指示者と、疑問が出たときの確認先 |
| 経験の聞き方 | 設計上の検討と、本人が担当した部分 | 扱った図面、修正指示、使用ソフト |
作品集では「建物名」だけでなく、本人の担当段階とチーム内の役割を聞きます。公開できない図面は提出を求めず、言葉での説明や架空の課題で確認する方法を用意します。資格と法令上の役割は、この表だけで判断せず業務ごとに確認してください。
設計判断を含めず作図を中心に任せるなら、CADオペレーターの募集条件を確認し、求人の職種名と実際の仕事をそろえます。
求人で使う説明例
架空の求人例文
共同住宅の意匠設計で、実施設計の図面作成と打合せ資料の準備を担当します。設計の判断と提出前の確認は担当設計者と行います。経験した建物、設計段階、使用ソフトを伺います。資格条件、在宅勤務の範囲、給与・勤務時間は求人の条件欄をご確認ください。
自社にない制度や分担を追加せず、仕事内容と必要な募集条件を実態に合わせて補います。求人票の書き方も参考になります。
よくある質問
作品集は必須ですか?
公開可能な資料だけを求め、提出できない場合は担当経験の説明でも確認します。
CAD経験だけで設計を任せられますか?
操作経験と設計判断の経験を別に確認します。
募集内容を相談できますか?
担当業務・地域・求める経験を伺い、採用についてご相談を承ります。
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参考資料
厚生労働省 job tag「建築設計技術者」(2026年10月8日確認)。職種・工事の理解の参考資料です。自社の応募条件は担当業務に合わせて整理してください。
厚生労働省「募集時などに明示すべき労働条件」、厚生労働省「労働安全衛生関係の免許・資格・技能講習・特別教育など」(2026年10月8日確認)。
募集内容のまとめ方と例文は、ログシーが採用担当者向けに作成しました。例文は架空の募集であり、実際の求人条件・実績ではありません。この記事は施工手順を示すものではありません。