現場採用のミカタ建設業特化型採用支援by ROGC / 株式会社ログシー

RECRUITING GUIDE

建設会社の面接を複数人で分担するには?質問担当と判断の役割表

執筆・発行:株式会社ログシー(会社概要)
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複数人で面接するときは、全員が同じ質問を繰り返すのではなく、進行、職務経験の確認、会社条件の説明、記録、最終判断の担当を事前に決めます。同じ募集の基本質問と基準を共有し、未確認事項を誰がいつ確認するかまで引き継ぐと、担当者の交代でも対応をつなげられます。

面接前に、誰が何を聞くかを1枚にまとめる

社長と現場責任者が同席しても、それぞれが経歴を最初から聞くと、会社の仕事内容を説明する時間が足りなくなります。先に今回の募集で確認する項目と、会社から伝える項目を分けます。

奈良労働局の公正採用選考の案内では、質問と評価基準を前もって決め、担当者で打合せすることが示されています。人数を増やすだけで公平な面接になるわけではありません。職務に関係のない家庭や思想等の質問をしないことも全員で共有します。

具体的な質問の選び方は職種別の面接質問を参照し、本記事ではその質問を誰が担当し、次へつなぐかを決めます。

進行・経験確認・条件説明・判断を分ける担当表

次は社内打合せ用の架空の分担例です。人数や役職を固定するものではなく、兼務する場合も役割を明確にします。表は横にスクロールできます。

面接前に決める担当と受渡し
役割面接で担当すること次へ渡す内容
進行役参加者紹介、流れの説明、質問の切替え聞き残した項目と、補足の時間
職務確認役工事・工程・本人の担当範囲を確認回答で確認できたことと未確認事項
会社説明役最初の仕事、働く場所、確認済みの条件を説明本人から出た質問と社内確認が必要な項目
記録・連絡役回答と次の対応を記録、連絡予定を案内追加質問の担当、回答予定、連絡窓口
判断・承認役募集基準と確認内容を照合し、社内承認を進める判断の理由、条件確認の結果、連絡指示

役割ごとに別の人を採用・配置する必要はありません。ただし、誰も担当していない項目と、複数人が異なる説明をする項目を残さないようにします。

一次と二次で同じ説明を繰り返させない引継ぎ

別の日に別の面接官が会う場合、履歴書を渡すだけでは「何を聞いたか」が分かりません。本人の回答を必要な範囲で整理し、次回は未確認の仕事や会社説明に時間を使います。

説明用の架空メモ

一次で確認:改修工事で工程表の入力と関係先への連絡を担当したと回答。未確認:工程変更案の判断を本人が行ったか。二次の担当:現場責任者が本人の判断範囲を補足質問する。会社側の回答待ち:最初の担当現場は承認後に窓口から案内する。

前回の結論だけを渡すと、次の人がその印象に合わせてしまうことがあります。回答の事実と評価を分けた記録は面接評価表の作り方で整理します。応募者情報は採用に必要な担当者に限って共有し、現場の全員が見る日報やチャットへ貼り付けません。

現場責任者が欠席・交代する場合の代役を決める

代役には質問一覧だけでなく、その質問で何を確かめるかと、会社から回答してよい条件を渡します。詳しい現場経験を判断できない担当者が、面接中に推測で合否を決めたり条件を約束したりしないようにします。

  • 代役で確認できる内容と、現場担当へ戻す内容を分ける
  • 確認できなかった項目は未確認と記録する
  • 追加面接が必要なら、その目的と候補日を整理する
  • 条件の質問は回答責任者と窓口を決め、本人へ回答予定を伝える

面接枠自体を確保できない場合は、現場が忙しいときの面接枠の作り方を先に確認してください。代役がいるだけで応募者の待ち時間が解消したとは扱いません。

面接後は結論より先に、次の担当と期限をそろえる

各担当が記録を残したうえで、確認できた項目、未確認の項目、会社側で回答を保留した項目を照合します。評価が異なる場合の事実確認は既存の面接評価表の記事を使い、本記事の担当表には追加質問の担当と次の社内確認を残します。

最終判断者が不在なら、社内の確認予定と応募者へ伝える予定を分けます。「誰かが結果を連絡するはず」で終わらせず、連絡を担当する窓口まで決めます。未確認の給与・休日・配置を、説明担当者の判断だけで確約しないようにします。

面接後の連絡文を整える場合は応募者対応と日程調整の例文も参照できます。記事の担当表は社内の準備用であり、実際の応募者名や面接記録を公開するためのものではありません。

面接の分担でよくある質問

面接官は何人が正解ですか?

本記事では固定人数を定めません。公的案内の複数担当者による面接を参考にしつつ、確認項目と応募者の負担、参加できる体制を整理します。人数だけでなく事前打合せが必要です。

社長が最後に判断するなら、ほかの担当の記録は不要ですか?

必要な経験と会社条件の確認がそろっているか判断するため、担当者が確認した内容と未確認事項を渡します。結論だけの引継ぎを避けます。

二次面接で前回の質問をしてはいけませんか?

回答の補足や認識の確認が必要な場合は目的を説明して聞きます。同じ経歴説明を無目的に繰り返させず、何を追加で確認するかを準備します。

参考資料

奈良労働局「公正な採用選考について」(2026年10月23日確認)。職務に沿った選考、複数の面接担当者、質問・基準の事前準備と打合せを参照しました。記事内の担当表・引継ぎ例は編集上の提案であり、公的な標準様式や実際の支援事例ではありません。

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